クロエと雌の園【単行本版】
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クロエと雌の園【単行本版】

ちふゆ

性器と母性のリンク

ネタバレ
2023年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふたなりカントボーイ?ギャグ漫画かと思いきや、いい意味で裏切られます😊要するに男性に女性器がついてしまうお話。主人公2人の生育歴や過去の背景が重く、ストーリー重視でした。クロエくんは愛を知らないから愛し方が分からないんでしょうね…そんな彼を包み込む、そのめろの包容力は母性を感じました。女性器が母性の象徴なのではという印象を受けました。クロエくんはただの薄っぺらい人たらし変態野郎かと思いきや、そのめろに心奪われてからというもの、ほんとにほんとに可愛かったです😊自分の地位すら捨て、愛の告白をするシーンが感動でした。「家族になりたい」この言葉にすべてが詰まっていました。そして過去からのオチまで完璧です。まさしく母性を感じました。クロエくんはきっと、そのめろの子宮から生まれかわったんでしょう…👍
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