このレビューはネタバレを含みます▼
表紙絵とタイトルに釣られ気楽に読み始めたら。20代社会人かつゲーマーのひとの良さそうな男性がゲームの世界の悪役令嬢の『兄』に転生し、将来妹に起こるだろう最悪のシナリオを回避する為に自分の能力と前世の記憶を最大限にいかし奮闘するお話しで。コミカライズ→原作(なろう)→小説版、そしてまたコミカライズへ戻ってきてしまうぐらい面白い。まず子供達のわちゃわちゃが大変可愛らしく微笑ましいです。どなたかが親世代に刺さると書かれてますが刺さりますね笑。そして魔法や前世の設定がお話しにうまく絡んで小気味よくハマっていくのにワクワクします。コミカライズは細かなエピソードを削ったり統合したり1コマに集約したりかなり読みやすい印象なのでまずはこちらから入るのも良し。気になる方はなろう版もしくは特典SSが読める小説版でより深く楽しむも良し。なろう版はとうとうゲーム開始時点のド魔学編へ。時々コミカライズに出てくる少し大人びた学生の彼らを想像して楽しみたいと思います。(小説版の挿絵もは大変可愛らしいですが優しい感じ。コミカライズの方がより男の子らしいというかヤンデレみがあるというか。ちなみにカイン×イル推しです笑)