武将である意味は？

着眼点は悪くないと思います。私も歴女などと世間が騒ぐ前からの歴女ですが、現代が舞台で武将の子孫とかいうわけでもないし、設定に無理があるとは感じませんでした。まさに、現代で起きた事を時代劇にらしく用いるパターンの逆ですね、非常に面白い。ただ、ここまで武将との現実的な繋がりがないとなると、正直言えば武将を全面に出す意味が、あまり感じられないのも事実。特に必要性の感じられない部分にあえて使うとなると、奇を衒うといったところなんでしょうが、ちょっと名ばかり管理職みたいな形になっています。読めば分かりますが、武将である意味が本当にないので、もう少し使用用途を考えた方が、より良い作品になると思います。次回作の期待をこめて☆4にしました。