溺れる花火
」のレビュー

溺れる花火

峰浪りょう

ちょっと南Q太的な

2013年7月21日
日常の匂う、性描写です。
するのに理由はなくて、ただ身体が自然と呼び合うだけなのが、よく伝わります。ストーリーが静かに核心に迫る一方で、男と女はいつもひたむきに抱き合っていて、その姿に漫画には似つかわしくないくらいリアリティを感じました。
運命的に欲に翻弄される主人公ですが、最後の選択でこの男の至って平穏な性質が明るみに出て、人生のふしぎを思いました。
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