永遠の夜に向かって…【分冊版】
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永遠の夜に向かって…【分冊版】

佐伯かよの

永遠地獄

ネタバレ
2023年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 顎と額と首が長い!冷めた教師・有田はとある暑い日、目が眩むような謎の光を見た後、同じ日を繰り返していることに気づき……。
ループ世界に気づいたのは、有田と美人な同僚の正宗。その後に小峰と花村。外へ出ることもできず、声も届かず。どうすればこの世界から逃れられるのか?
この世界に気づいた人もそうでない人も、心残りを解消して成仏するのを、前より投げやり感が減った有田・元気な小峰と花村が手助け!花村が何だかんだ良い子。
巻が進む程どんどん人が減少。最後の一人になる不安、記憶も不鮮明になり、繰り返す日々に疲れを感じる面々。無理もない。
蓮の種が芽吹き、学校外では雪が振り、桜が散り、少しずつ変化が見られる中、集合写真に写る謎の少女や学校の外にいる女性の正体は?見ようとしなかったから見えなかった?
最終話ではとうとう四人になり、そして明かされる悲しい真実。それでも最後は救いがあったと思います。しかし50年……。あまりに長過ぎて恐怖も感じました。
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