極夜
」のレビュー

極夜

文善やよひ

作者様の世界観、一度ハマると抜け出せない

ネタバレ
2023年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文善やよひ先生の「鴆」がめちゃくちゃ好きで、鴆の番外編を読むために購入。鴆の本編は、全体的にシリアスでしっとりとしたストーリーですが、こちらに収録の番外編はひたすらに可愛くて笑えて悶え死ぬかと思いました。鴆の本編がツボにハマった方は絶対に読んでください!まだ鴆の本編を未読の方は、是非本編を読んでから番外編をお楽しみ下さい。「極夜」の世界観が好きな方は、きっと「鴆」もハマると思います。
表題になっている「極夜」も、切なくともとても愛の溢れる作品となっていました。自分の身を犠牲にしてでも愛する人を救いたい。お互いの「愛の覚悟」が時間差でお互いを救う。噛み合うようで噛み合わない愛。
ハッピーエンドかどうかは、読み手の解釈次第だと思います。私は、2人にとっての最善の道(ハッピーエンド)は、今、この形だったのだろうと思います。
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