すべてはこの夜に
」のレビュー

すべてはこの夜に

英田サキ/笠井あゆみ

そして歩き出す

ネタバレ
2023年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作の湊×加持。寡黙で不器用だけど愛情深い攻め。男の中の男はこうじゃなきゃ!というわたしの理想。でもそれは本人が湊が願った自分の姿ではないかもしれない、、湊と加持のあまりにも複雑に絡まってしまった過去が二人を苦しめます。かなりシリアス。
後半CPは武井×鈴原。聞いてなかった…泣きすぎて目が腫れてしまった。加持を傍で支えてくれてる武井の過去のお話。結末は分かっているのですが〜どこかの静かな片田舎で二人が惹かれあって恋に溺れる情景がとても切なく描かれてます。こちらも武井が寡黙なのですよね…そんな男が乱暴に抱擁するシーンとか萌えるのですが。
2CPともいろいろあった過去がその人を深みのある人物にして魅力的に描かれてます。過去はちょっと重くシリアス過ぎかなとも思いますが、それでも歩みを止めることのない男たちがカッコよくてシビれます。
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