ERR_MNG
途中から印象がガラッと変わる
2023年7月7日
サービス残業当然の雑務を全て部下に押し付ける嫌な上司と隠れドルオタの部下が、飲み会後の介抱でホテルに行って事故のように関係を持ってしまったことから始まる恋のお話。
当初の二人の関係にはまるで恋の気配もなく、むしろ姉崎の横暴っぷりが目に余り、ありがちな設定や展開も重なってあまり期待せずに読み進めていました。しかし、当て馬の吾妻が登場してから、姉崎の虚勢が崩れ、素の部分が見え隠れし始めると、姉崎が可愛く見え始め、切なさにどんどん惹き込まれていきました。
「つづきのはなし」でも、姉崎の切なさは増し、もはや女々しさすら感じてしまうくらいウジウジしていて、気付けば姉崎が何の不安もなく心から幸せになれる日々が来ることを願っていました。過去の経験や自分のセクシュアリティに絶望したことが姉崎の考え方に染みついていて、いつでも終わりを見据えているのが悲しかったです。だからこその天の邪鬼な態度が切なかったです。でもそんな姉崎にいつもストレートに好きだと伝えてくれる御門はとても優しいし思いやりの深い人だなと感じました。フラットな考え方で、姉崎との恋人としての時間や距離感を大切にしてくれる御門はいい男だなと思います。
最初の印象からは最後の二人の幸せな姿は想像出来なかったし、こんなに切なくなるとは思いませんでした。いい意味で裏切られた作品です。
当初の二人の関係にはまるで恋の気配もなく、むしろ姉崎の横暴っぷりが目に余り、ありがちな設定や展開も重なってあまり期待せずに読み進めていました。しかし、当て馬の吾妻が登場してから、姉崎の虚勢が崩れ、素の部分が見え隠れし始めると、姉崎が可愛く見え始め、切なさにどんどん惹き込まれていきました。
「つづきのはなし」でも、姉崎の切なさは増し、もはや女々しさすら感じてしまうくらいウジウジしていて、気付けば姉崎が何の不安もなく心から幸せになれる日々が来ることを願っていました。過去の経験や自分のセクシュアリティに絶望したことが姉崎の考え方に染みついていて、いつでも終わりを見据えているのが悲しかったです。だからこその天の邪鬼な態度が切なかったです。でもそんな姉崎にいつもストレートに好きだと伝えてくれる御門はとても優しいし思いやりの深い人だなと感じました。フラットな考え方で、姉崎との恋人としての時間や距離感を大切にしてくれる御門はいい男だなと思います。
最初の印象からは最後の二人の幸せな姿は想像出来なかったし、こんなに切なくなるとは思いませんでした。いい意味で裏切られた作品です。
いいね
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう！
