このレビューはネタバレを含みます▼
表題作のみ+描き下ろし/ドラマCD化/P312/1巻完結/エチ無し/キスのみ/片想い〜すれ違い〜両想いに〜/☆4.4。
「ひだまりが聴こえる」→「幸福論」→「リミット」→「春夏秋冬」と続くシリーズ2作品目。前作では難聴のせいで周囲と距離を置いていた航平が明るい太一と出会い、少しずつ変わっていき、そして太一に対しても友情から恋愛感情になりましたが、この「幸福論」も大ボリュームで内容重視で描かれています。太一が大学を辞めて働き始めたことで2人に距離ができすれ違いに。でもその距離のお陰で太一は航平への気持ちに気づきます。そして再会、想いを伝え合い両想いに。もちろんエチシーン無しです。次に期待かな。少しくらいはエチシーンほしいな〜エチシーンないと物足りないな〜と思う気持ちもありますが、この作品はエチシーンなしの方がしっくりくるような気もします。(今後の展開はわかりませんが)。だけど、デビュー作がこんな大作なんて作者様はすごいですね。