大蛇とまめつぶ

冒頭から生贄になるための英才教育を受けたという七生がぶっ飛んでて面白かったです。そのテンションと全く反対の大蛇が出てきて2人の会話が漫才のようにテンポよく楽しかった。七生が必死に食べてもらおうとしてて始めはおかしいだけだったけど、家族を守りたいって言う切実な願いもあって切なかったです。大蛇も始めは七生の扱いに困って迷惑そうだったけど七生の無垢さと生贄になるためだけに生きてきた哀しさを感じて少しずつ惹かれて行ったのかな。七生を抱きしめて寝る大蛇のワンシーンがとても大事そうに抱きしめてて大好きです。2人の子供ができれば生贄を食べる代わりになるみたいなんで七生がかわいい子供を産んでくれたらいいなぁ。