鈍色の華【イラスト入り】
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鈍色の華【イラスト入り】

木原音瀬/ZAKK

歪な人たち

ネタバレ
2023年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3部作。一連の物語。
【鈍色の華】未亡人=鶴谷(妻と死別:48才くらい)、性接待、女(男)体盛り、緋色の布団、オフィスプレイと、まるで官能小説のネタのよう(汗)
取引先のダンとヒューイに弄ばれ、性に淡白だった鶴谷が快楽に覚醒め、無自覚魔性おじへと変貌。
【鈍色の果実】あくまでも仕事上の関係と割り切ってる鶴谷に、執着しパートナーにとのぞむダン。諦めさせるために兎河の姉と結婚すると嘘をつき、仕事も辞める見返りに兎河と1日だけ関係を結ぶことをのぞむ鶴谷。
鶴谷はその1日に山口県の田舎にある実家を指定するんですが、横溝ばりにどこぞから腐臭がただよってきそうな雰囲気(笑)
【漆黒の華】鶴谷に振られたダンとダンを利用して本社引き抜きを狙う佐川。
ダンは鶴谷の時より段階を踏んで佐川の身体を慣れさせて開発している印象。佐川は出世目当てって割にカネもモノも自分からは要求してこない。そして気持ちいい事好き。ダン氏はこーゆーとこに弱いのか?執着して独占欲丸出しに(汗)
木原作品の中では体調やメンタル考えずに読める。
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