お父さんは性的コンテンツ
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お父さんは性的コンテンツ

池玲文

タイトルにもってかれました

2023年7月26日
池玲文先生買いなのですが、もうタイトルからしてナニソレ?自ら期待値スゴイ上げてきますよ!性的コンテンツの意味は序盤に出てきますが、何より「お父さんは」が深い。良きタイトルです。池玲文先生の圧倒的画力、青年誌の劇画のようなシブオジやキラキラしたイケメンなのに、ところどころ挟まれるギャグ。真顔で真面目にやってるだけにものすごくシュールで笑えるというのが先生の持ち味ですが、今回はストーリーが山あり展開ありで少し控えめ。また、女性がBLにしてはよく登場して重要なポジにいます。それもまためずらしい。しかしながら圧倒的画力(また言いますが)は変わらず、変質的、偏執的な登場人物もコミカルだったり、時にかわいらしいイケオジにキュンが止まりません。2巻立て続けに読み終わりましたが、芸能BLってあっさり言えるような内容ではないです。非常におもしろい作品でした。
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