このレビューはネタバレを含みます▼
いいことあった。久慈は、無償で自分にかけてくれていた母を亡くし、親孝行できなかった虚しさや寂しさ、後悔ガ一度は死に向かわせたけれど、助けられてタイミングを失う。
飄々とした与一だが、母親と同様に無償で自分にかけてくれる。男性と付き合ったことはなかったけれど、人肌が温かく心地よい。好きかもしれない。与一はバイであることを黙っていたが、久慈が可愛く思えて仕方なくなってきていた。勢いでしたキスから関係は動きだす。人を好きになったことがないという久慈だが、初めて自分から好きになった与一。両思い確定し、ゴールイン(笑)
もう、死のうとは思わない。見守り、前を向かせてくれた与一。この繋がりは強いだろう。生きていることの嬉しさを感じられたら、大丈夫。こぼれた余白。まさに、余白の時間が必要で、側にいてくれた人がいたことが奇跡。