このレビューはネタバレを含みます▼
先に「つむぎくんのさきっぽ」を読み、鼎兄さんの恋物語を読まねばならぬ!今でも美しく聡い鼎兄さんの学生時代…ニヤニヤって感じで読みましたが、うおぉぉぉぉぉ!想像以上に拗らせとる!!いや、鼎さんの瑞季へのご執心は想定内にも思えるけど…最初に体を繋ぐシーンに何とも言えない感情の爆発に声が出ました。両親にも愛を教えてもらえなかった鼎さんの世界で、兄でもあり友人でもあり愛する人でもあり…唯一無二の存在の瑞季に依存するのは仕方ないし受け入れてもらえない気持ちを暴走してしまうのも仕方ない。瑞季に愛を貰えて、きちんと育む事を教えてもらって良かったよ…じゃないと、木島さんが色んな意味で召されちゃうところだった。改めて思ったけど、宇喜田家の優秀な遺伝子…凄いよね。たまにポンコツなゲス野郎も混じってるけども。鼎兄さんは自身の才覚で財を成したので、宇喜田家ざまーみろって気持ちです。