共鳴熱情 オメガバース
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共鳴熱情 オメガバース

岩本薫/蓮川愛

共鳴発情・劣情を読んでから熱情ですよ!

ネタバレ
2023年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 共鳴シリーズ第2弾、先に「共鳴発情・劣情」を読んでから〜と島で教えてもらいました。
さて、今回は平凡な見た目に真面目だけが取り柄の気弱な医者が突如オメガになってしまい全てを失ったところからお話が始まります。
この突発的なヒートで30年間積み上げてきたことが一晩で水疱に帰するなんてあまりにもじゃない?!とさすがに同情しました。そんな一紗が徐々に現実を受け入れてひたむきに頑張る姿に自然と応援したくなるのですが、そこをゼロが認め言葉にして伝える場面では私まで救われましたね。
そして、ある事件をきっかけに窮地に陥ったゼロ達を救うのは伝家の宝刀?水戸黄門の印籠?いやいや、首藤家長兄ですよ!彼の登場でクライマックスとカタルシスを同時に味わえちゃうのが堪らない!!シリーズファンの方々はここでの兄弟揃い踏みに歓喜していますが、私は昭和の時代劇を踏襲した展開にスカッと。もう、秀樹感激〜。
今回は野生み溢れる謎多きαと元医者の隠れΩのCPですが、ゼロの正体にも要注目。そして、そんな弟達を助けるためなら一肌も二肌も脱いじゃう長兄のお話はαの花嫁にて!あぁ、もっとこのシリーズを読みたいよー。
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