このレビューはネタバレを含みます▼
先生に抱く恋心は、よく「一時の迷い」とされやすい。親ではない身近な大人、そう思われても仕方ないだろう。
その気がない人なら慰めや気づかせだろうが、その気が「ある」人ならば、自分に言い聞かせ一線引くための言葉になる。
自分に虚しさが押し寄せているとき、寄ってきた汚れなき慕う眼。グラつかないこともないだろう。だから、倫理的にも一線引いた。
5年経って姿は変わっても、自分を見る眼は変わらないと気づいたら、ハードルはもうない。黒沢が攻めだったとは(笑)
名前呼びと「そろそろ一緒に暮らさない?」で付き合いの時間経過もわかる。初恋成就、素敵なお話でした!