ぜひ多くの人に手に取ってもらいたい





2023年8月14日
一年以上かけて刊行されたくらもちふさこ先生の全集も、この15巻で最終となりました。
自分にとっては、くらもち先生作品との出会いとなった『おしゃべり階段』が最終巻に収録され、満を持してという思い。感慨深いです。
カラーで見るマーシの髪の赤いこと…!初めて読んだ当初は「とんがらし」っていうくらい赤い髪を想像もできなかったな。加南ちゃんと光咲ちゃんの関係に憧れたな。線派とマーシ派、実際にはどっちが多いんだろう…
…と、作品については語ろうと思えばいくらでも語れるので、全集の各巻タイトルについて。
「わるいおとこ」「年上のひと」「初恋」「おさななじみ」「うたがきこえる」「スクールデイズ」「エンターテイナーズ」「家族の肖像」「青い季節」…
単独での作品巻もありますが、これだけ多くのテーマが各巻のタイトルとなり、しかもくらもちふさこ先生の真髄が表現されていると言っても良いくらいで素晴らしい。刊行前にタイトルが発表されると、どの作品が収録されているのか予測したりもしました。
購入後、まだ全部読めていない短編などもあるので、これからゆっくり読み進めたいと思います。
昨春、くらもちふさこ先生のデビュー50周年記念の展覧会へ行きました。約40年前に、母の蔵書から先生の作品と出会って以来、現在に至るまでずっとずっと先生の作品のファンですが、絵そのものはコミックスでしか拝見しておらず、会場で観たカラーを含む原画原稿の素晴らしさに圧倒されました。
鉛筆の線の柔らかさとデッサンの確かさ、つけペンで描かれた繊細な点描やかけ網線、水彩もカラートーンも自在に操る大胆な色のセンス、デジタル描画を取り入れるチャレンジ精神、そして人物の表情へのこだわり。
この画業50周年の全集には、雑誌掲載当時のカラーページが全て再現・収録されているそう。もちろん生の原稿に敵うものではないのですが、展覧会では観られなかったページやコミックスでは白黒の印刷でしか収録されていなかったカラーページも見られて、本当に満足な全集作品です。
※「ハリウッド・ゲーム」は未収録となってしまいましたね。当時の人気芸能人が実名でたくさん出てきており、その辺りが再録するのに難しかったのかなあ、と想像しています。内実は分からないけれど。
自分にとっては、くらもち先生作品との出会いとなった『おしゃべり階段』が最終巻に収録され、満を持してという思い。感慨深いです。
カラーで見るマーシの髪の赤いこと…!初めて読んだ当初は「とんがらし」っていうくらい赤い髪を想像もできなかったな。加南ちゃんと光咲ちゃんの関係に憧れたな。線派とマーシ派、実際にはどっちが多いんだろう…
…と、作品については語ろうと思えばいくらでも語れるので、全集の各巻タイトルについて。
「わるいおとこ」「年上のひと」「初恋」「おさななじみ」「うたがきこえる」「スクールデイズ」「エンターテイナーズ」「家族の肖像」「青い季節」…
単独での作品巻もありますが、これだけ多くのテーマが各巻のタイトルとなり、しかもくらもちふさこ先生の真髄が表現されていると言っても良いくらいで素晴らしい。刊行前にタイトルが発表されると、どの作品が収録されているのか予測したりもしました。
購入後、まだ全部読めていない短編などもあるので、これからゆっくり読み進めたいと思います。
昨春、くらもちふさこ先生のデビュー50周年記念の展覧会へ行きました。約40年前に、母の蔵書から先生の作品と出会って以来、現在に至るまでずっとずっと先生の作品のファンですが、絵そのものはコミックスでしか拝見しておらず、会場で観たカラーを含む原画原稿の素晴らしさに圧倒されました。
鉛筆の線の柔らかさとデッサンの確かさ、つけペンで描かれた繊細な点描やかけ網線、水彩もカラートーンも自在に操る大胆な色のセンス、デジタル描画を取り入れるチャレンジ精神、そして人物の表情へのこだわり。
この画業50周年の全集には、雑誌掲載当時のカラーページが全て再現・収録されているそう。もちろん生の原稿に敵うものではないのですが、展覧会では観られなかったページやコミックスでは白黒の印刷でしか収録されていなかったカラーページも見られて、本当に満足な全集作品です。
※「ハリウッド・ゲーム」は未収録となってしまいましたね。当時の人気芸能人が実名でたくさん出てきており、その辺りが再録するのに難しかったのかなあ、と想像しています。内実は分からないけれど。

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