腐男子の俺が陽キャ幼馴染に迫られてる件【シーモア限定版】
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腐男子の俺が陽キャ幼馴染に迫られてる件【シーモア限定版】

雪潮にぎり

ん?なんかいろいろ唐突?

ネタバレ
2023年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずーっと受けの遥斗が好きだったらしい陽介。幼馴染で中高も一緒で、それまでは遥斗をからかってたし、女の子とはやりたい放題してるのに、なんで大学に入っていきなり距離つめてきて、手の平返したように遥斗に一途みたいな物言いや言動?好きでもない女の子とやりまくってる時点で、誠実さはないし、最後の水族館での急な告白も、えーっ!遥斗のことが好きなのに、他の子好きになろうとしてたの!?で、やりまくってたの?て思ってしまった。これは不器用とは違うよ…ねぇ。同性間での好意に悩んでとかなら、もっとそういった葛藤があって然るべきだし、好きの気持ちが軽く思える。そして陽介にからかわれて、散々嫌な思いしてきたはずの遥斗は、大学に入ってから、こちらも手のひらを返したかのように、陽介に対してどんどん好意的になっていってる。陽介の遥斗へ対する言動に対して、突き放したような描かれ方してるけど、悪い奴じゃない的な説明っぽい遥斗のセリフが、どうも気になって…。互いに惹かれたのも、画と心理描写というよりは説明っぽいセリフで書かれてて、いまいちどちらにも感情移入できず。だからか、どちらも言動が唐突すぎる気が…。それだけ長い間本当に片想いしてるなら、もっと陽介の遥斗への気持ちの細かい心理描写や、今まで陽介を煙たがってたノンケ腐男子の遥斗が、陽介を好きになる感情に説得力が欲しかったかなぁ。うーん…いまいち入り込めず、辛口になっちゃってごめんなさい。でもデビュー作品!凄いです!これからも頑張ってください!期待しております。
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