このレビューはネタバレを含みます▼
ケモノとして生を受けたナズナの先には幸せが望め無いよなぁ…要所要所で泣けるシーンが沢山盛り込まれているなぁ…。ですが、何故か凹み切らずに気持ちが前向きにもなるんです。この作品には番外編『つれづれけもちゃん』が3巻あって、そちらでナズナが幼少の頃、母親にとても大切にされ、愛情を貰っていました。以前違う先生の作品なんですが、ここに書いて良いのかな?書いちゃいますが『愛されたって自信があるのは強えんだよ』って。その言葉がナズナにピッタリ重なったんです。だから旦那さまは旦那さまの優しさ愛情から、ナズナに女の番を持たせようとするのをナズナの素直な気持ちを旦那さまに伝える事が出来たんだ。と。いくらでも可愛そうな場面は有りますが、ナズナはめげずに愛を勝ち取りました。良かった!ところで、この話は待っていれば続き有りますか?まだまだ先が気になります。