このレビューはネタバレを含みます▼
1巻の終わりを引き継ぎ、カイルの強行なというか意図せずというか望む形ではなく、初里帰りが達成。魔族の様々な能力や風習も出てきて、お盆のような死者の魂を迎える祭りなど面白かったです。まぁ、カイルが危険な目に合うことは変わらず(笑)。竜のことも出てきて壮大だな。心配性(ある意味仕方ない)の彼氏も取り戻しにいき、カイルの立場や心を守るために奮闘。尊大だけと溺愛スパダリ系でいいね。番外編というか、過去編のような話もよかったです。上手く回収されている。最後に、正式な婚約者となった2人。早くイチャラブしている3巻を読まねば!
1巻から思ったけれど、2人の情事に関する表現が簡素なのに生生しく上手な表現だなぁと関心しています。
追記:3巻。これ、3巻で終わりだよね?物語はハピエンで、大まかな主要人物たちのその後も書かれています。読みながら笑い、ちょっと感動し、色気あるシーンが頭の中で映像化されます(笑)幸せって、日常が穏やかで笑いがあり、憂いがないことだな、と。backnumberの「瞬き」を彷彿させるお話でした。よかったですよ。