15巻まで読了




番外編含めて15巻も配信されていて、そろそろ飽きてもいい頃合いなのに全くその気配がないどころか、ますます続きが気になってきました。ドキドキハラハラするでもなく、ただシュールな味付けで日常が淡々と綴られているだけのはずなのに、何度も読み返しては噛みしめてしまう。本当に不思議です。
冴えわたる言葉のセンスとこだわりを感じさせる小ネタに、ちょくちょく吹き出します。
コンビニおにぎりの具のバリエーションが凄かったり、山本の背中に付けられたキスマークが北斗七星だったり、「蔵元料理小林」オープン初日に店内に居た客が、あの作品のあの人たちだったり、きりんと名の付く店が多いのとか、突っ込むのは野暮かもしれないけれど、どうしても気になってしまう。ついついウォーリーを探すかの如く、画面の隅々まで凝視してしまうから目が疲れるんだけど止められない(笑)
重い実先生の魅力は、濃厚なエロシーンや軽やかで笑えるセリフのやり取りの中に、ほんの少し切なさを感じさせてくれるところかなと思います。特に小林と山本のモノローグは秀逸で、物語に深みを与えている気がします。「デカくてごめん」とか「全部入れてやりたい」とか、即物的な表現なのに切なくなるんです。甘さと苦味の配分が、絶妙なんだよな~。
もともとは山本のチャレンジャー精神と優しさから始まった2人の関係ですが、今や仕事面でもプライベートでもかけがえのないパートナーとなって日々切磋琢磨するまでに関係が進化してきました。お互いだけを見つめ続け、誰も立ち入れない2人だけの世界を創っていても、共依存にもならず成長し続けていけるなんて、奇跡のようなカップルだと思います。これからも進化し続けるであろう2人の関係を永遠に見守りたい!ずっと続いて欲しいシリーズです。
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tamakon さん(女性/-) 総レビュー数:26件
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