このレビューはネタバレを含みます▼
8巻読了。
異世界からの転移者が、チートは授けられたものの使えない力で、初めは邪険な扱いをされるけれど、人を信頼する力と人柄などで、領地や国を大きくするお話はいくつか読みましたが、本作の主人公「深澄 真」は、残念な容姿を理由に異世界へ召喚した女神に嫌われ、勇者の役割も取り上げられ世界の端に落とされる所から始まります。少し毛色が違うところは、真が落とされた世界から、現在日本に転移した両親という設定が後々どう関わってくるのか楽しみです。
強大なチートと人柄で仲間が増えていく過程もとっても好きです。領土ではなく、異次元に存在する「亜空」という、信頼できる人々を集めた村のようなところを整備し、商人として、冒険者として、生きる意味を見出していく物語。
女神から召喚された本物の勇者二人との絡みもどうなるのか!?
ちょーっと長くなる予感。
ゆっくりお付き合い致します。