このレビューはネタバレを含みます▼
いまだかつてこんなに豪快に鼻血を吹くヒロインの作品に出会ったことがなかったので、とても新鮮でした。でもよく考えたら、元オタクで大好きなゲームの世界に転生して生きられることになったら、私もきっと自然に鼻血が出てしまう気がするので、なんだか妙に親近感も覚えましたね〜。表紙と表表紙でいつも鮮血を飛び散らせていたので、3巻の鼻血なしのイラストがちょっと物足りなく感じてしまうくらい私の中ではオリヴィア=鼻血のイメージです(笑)。
・・・とここまで鼻血についてしか書いていませんが、その事からおそらくお察しの通り、とてもコメディー要素が強めの楽しいお話でおすすめです。
ちなみに私のお気に入りの笑える場面は、オリヴィアにとことん塩対応な妖精たちのスン顔です。可愛らしい表情からの突然豹変のギャップがたまらんので、ぜひ刮目していただきたいです!