青と碧【単行本版】
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青と碧【単行本版】

ろじ

あおとみどり

ネタバレ
2023年9月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルはお互いの名前なんですね。「あおとあお」かなと思ったら、「あおとみどり」でした。
青が赤ちゃんと呼ばれていて、何で赤ちゃん…?と思っていたら完全にバブみ全開だったので、無条件に愛しくなりました。赤ちゃんってそういう存在ですしね。こういう、自分の気持ちに折り合いをつけるお話はあるようでなかったというか、なんでこれを女子に対して思えないのかという葛藤を抱える碧の様子が丁寧に描かれていて、2人を見守ろうという気持ちで読み進められました。お互いがお互いをかっこいいと思う箇所が凄く良いのもめちゃくちゃ良いし、良いところとそうでない所を補い合う2人のバランスや周りの友達たちの人柄や関係も素敵で、とっても素敵な作品でした。
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