このレビューはネタバレを含みます▼
冒頭の牢の中で、カイドが兵たちに「徒花に籠絡された」と思われないよう、処刑しやすいように暴言を放ったところ。
処刑台に向かう時も、刑を執行しやすいよう、民衆に分かりやすく悪女を演じたところ。
もう、種明かし後にそこを読み返すと涙涙です。
たった14歳の男の子が、大好きなお嬢様に刑を執行すること、そして多分お嬢様の演技にも気付いていること、それでも立場的にそうするしかないこと。
全巻読みましたが、3巻までで十分です。
4巻以降は、カイドがそれほど活躍しません。
5巻にいたっては、ほぼ出てこない?