されど女王蜂は恋をする
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されど女王蜂は恋をする

陽歌れいり

生活力のない女王蜂

ネタバレ
2023年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバだけど「女王蜂」と呼ばれる特殊なΩがいる設定は初めて読みました。相手の意思関係なく番を強制的に書き換えることができるから皮肉を込めて女王蜂…悪意あってそれやっちゃうなら怖いけど、主人公のミオウは自分のそんな性質を恐れて孤独の道を選んでる。過去に関わった人達に危害を加えたのではないかと自己嫌悪と罪悪感に苛まれ酷い生活を送ってた。そんなミオウを保護してくれたのが太陽みたいに眩しいライで、彼のお陰で初めての事を沢山経験するミオウがとっても可愛いです。美人さんだけど人間味が出てきたら一層守ってあげたくなった。片言喋りのミオウは借りてきた猫のようです笑。ライと出会うまでとっても寂しい時間を過ごしてきたミオウが、これからは「ヒヒヒ」とライの隣で沢山笑えたらな〜と思いました。チラッと出てきたライの友人達も良い友達になりそうで良かった。
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