義理の兄弟だけど恋人のふたりは堂々と付き合いたい 【電子限定特典付き】
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義理の兄弟だけど恋人のふたりは堂々と付き合いたい 【電子限定特典付き】

佐久本あゆ

二人の恋路を見届けることができて感無量

ネタバレ
2023年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 佐久本先生の絵柄がすごい好きで、明るいラブコメにキュンがいっぱい詰まっていて、安心安定の作者さん買いです。今作は義兄弟の和眞×優哉のお話で、表題作のみ全6話+描き下ろしでボリュームたっぷり254ページ。既刊「幼馴染だけど〜」「ヒステリックな〜」に続くシリーズ3作目。既刊の2CPも良い感じに登場して、和眞×優哉の後押ししてくれてます。「ヒステリックな〜」の方は未読でも読めるかと思いますが、「幼馴染だけど〜」の後半に和眞×優哉兄弟の馴れ初めが描かれているので、未読の方はぜひこちらから読んでみて下さい!
ということで、和眞×優哉メインの本作連載が始まってから、今日のコミックス発売日をすっっっごい楽しみにしてました!同性同士というだけでも簡単ではないのに、血の繋がりはないにせよ二人は世間的には兄弟になるわけで、もうそりゃ一筋縄では行かないですよね。本当は恋人同士だと胸を張って言いたいけれど、周りの人達の反応は?これからもずっと関係を隠さないといけないのかと悶々とする優哉に胸が痛みました。そして和眞の一言「俺達そんなに悪いことしてんのか?」。してないっ!君達全然悪いことしてないよっ!堂々と周りにも言いたいけど、優哉の気持ちを優先して我慢できる和眞も良かったし、そんな和眞を思って優哉の覚悟のアウティング…。もう感情がジェットコースターのようです。最後、和眞のお願いも良かった。ずっと幸せに添い遂げられるんだろうなと、二人の恋路を最後まで見届けることができて、大満足で読了です。(というか、これ松原くんのスピンもあるのでは!?)
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