青と碧【単行本版】
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青と碧【単行本版】

ろじ

うーん…

2023年9月29日
言ってしまうと、碧は青を待たせすぎだよなぁ…。とっくに青の気持ちに気づいていながら、それに甘え続けて…否、もはや胡座をかいて、腹をくくれないまま何年も関係をハッキリさせないとか蛇の生殺しじゃないか。
自分だって卒業後も会いたいくせに、そう仕向けるように青の言葉を促すようなことして なんだかなぁ…(私にはそう写った)。その後も時にわざとツレなくしたり 試したりして 相手の反応を伺いながら、何年間も自分への変わらぬ気持ちを確認 及び 安心する…って、ハッキリ言ってズルいわ。弱い自分を認めた後からの 覚悟と 行動が遅すぎる。大切なものを失うのは怖いけど、砕けようが傷つこうが それを乗り越え受け入れるまでのセットを“ 強さ”と呼ぶのでは?青が惚れたところの【己の弱さを認めること】だけが強くてカッコイイなら、大体の人は強いよ。あと、じゃれてる時だけなんだろうけど 青を子供扱いするのもちょっと気になったなぁ~。
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