このレビューはネタバレを含みます▼
アロイが家柄も人柄も良く、本当にいつも煌めいていて、それが一見堅物なミカドがアロイを存分に甘やかして身も心も献身的に支えているおかげ…だなんて激萌なふたり。ふたりの少年期からのエピソードにはじまるひみつの夜の逢瀬も、ささめくという言葉が似合う甘くてささやかなもの。ミカドが対等ではない身分違いの恋に、いつかそのときがくるまでと、欲を曝さないのも切なくて尊い。そして、マキト様が美しい…佇まいだけで品と威厳を感じ、所作や言葉から愛情も伝わってくる、すてき。ラストはお互いだけに見せる顔はそのままに、内緒の関係から解放されてはじめて繋がるふたりに感動。大好物のまっさらな初えっち、ごちそうさまです!!