先生を暴きたい
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先生を暴きたい

うすいしっぽ

おバカ攻めを尊く描く才能が、、ハンパない

2023年10月5日
この作者さんの攻めは基本とてつもなくダメ男。いや、本当綺麗なほど、執着愛と床上手以外に良さは何もない。売りはダメさ加減。だからですかね、このとことんおバカな攻めがそれでも愛らしくて仕方ないのは、攻めの唯一の良さが受けへの愛に全振りしているということ。清々しくおバカで、清々しくエロい。そしてどこまでも清々しく受けを溺愛する。色んな攻めがいますが、スパダリ溺愛攻め、幼馴染執着攻め、ノンケ純愛攻め…。おバカ執着攻めがこれほど尊いとは。そして受けは対極の清い人。これほどの対極を組み合わせて、こうもしっくりさせられるものなのか…。対極の受けと攻めでバランスを取る天秤カップル。凄いですね、おバカをここまで尊く描けるとは。そしてどの作品でも人物と世界観が作中でぶれない。読んでいて、迷子にならずにいられます。笑いとエロを合わせると何故かスーパー純愛になるという温かくて癒されちゃう作品。
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