泣き虫ハニーの愛し方【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
駒鳥ぴた
ずっと彼に愛されて、しあわせでいてほしい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
BLコミックという枠を越え心への温かな寄り添い方を見せて下さった素晴らしい作品。
【泣き上戸=弱虫】というイメージを持たれがちだけど、そうではなくて。小心の己を守るため、緊張しぃ&努力家な蜂谷さんが唯一捌け口として行えていたのが毎晩家で独りで泣くということ。
そんな風にしかストレスを発散出来ていなかった彼が、立花さんに出会うことが出来て良かった、と心の底から強く強く思う。
本来人の泣き顔を見てかわいいと言ってはいけないんだけど、この立花くんの『かわいい』には何にも勝る庇護欲と深くて純粋な独占欲が隠されていて。
その想いに包まれて蜂谷さんが【恋人に甘える】という他にはない自分の許し方を見つけることが出来て。それを見守ることが出来て本当に良かった。
帯の『その涙俺以外に見せないで』→「甘えるなら絶対俺だけにして!!」という攻めくんの真っ直ぐな包容力(執愛)には最早拍手しか出来ません!
これからも存分に彼に愛されてね、蜂谷さん。
余談ですが作中何回立花くんが蜂谷さんをかわいいと言ったか数えたい…w
めちゃくちゃ愛を感じたので、そこも胸きゅんどころのひとつです♡
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