マッチ売り
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マッチ売り

草間さかえ

BLいうより官能超大作!!

ネタバレ
2023年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんかね、この作品はやっぱり他のBLとは一線を画してると思うんですよね。別格なんですよ。文学小説って感じなんですよ。いや、もちろん漫画なんですけどね。
戦後の混乱期のお話です。時代背景もあいまってなんかもうノスタルジーって感じ??近代史の文学史に載ってもおかしくないと思うんですよねー。載らないかなー。
2組のカップルのお話になってます。廣瀬・花城(年下ワンコ攻め、美人受けカプ)と澤・有原(嫌味メガネ→のち年上スパダリ、薄幸美人受けカプ)の二組です。4人それぞれの出会うきっかけがもうややこしいのなんのって、え?そう繋がる!?すっごーい!みたいな。この本では廣瀬・花白のカプメインで進みます。澤は当て馬ポジ。そしてとんでもなく嫌なやつです(笑)。でも続編ではスパダリにジョブチェンジします。続編では絶対みんな澤かっけぇぇぇぇぇ!!ってなります。おエロはページ的には多いですが修正レベル4!(5段階中)って感じです。でもね、何も見えなくてもエロいんですよ。エロいというか官能的なんですよ。この『マッチ売り』一巻と、続編の『やぎさん郵便』三巻の全4冊で一つの壮大なストーリーになってるんで、ぜーんぶ一気に読むことお勧めします。
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