２巻っ……今レビューするか悩んだ【追記】

ネタバレ

2023年10月10日

このレビューはネタバレを含みます▼ えぇえええぇぇぇえええぇぇえ…………うそやん。

読みながら「えぇえ…」が止まらず、読了後、思考停止し宙を見上げること数分。
ここでレビューするか否か悩みました。これは最後まで見届けてからレビューした方が良いのかな、と。でも衝撃がすご過ぎてレビューせずにはいられなかったー。

１巻が本当に気になるところで終わっていたので、ずっと２巻発売を心待ちにしていました。「２巻で由良ちゃん落ちるかな〜？羽賀とのラブラブのイチャコラ見れるかな〜🖤」なんてエロを期待してウキウキしながら読み始めたらもうええぇえええぇですよ……。こんな心臓最後の一滴まで絞られたような気持ちで読了するとは…………。またまたこんな続きが気になるところで終わるとは……。
でも１巻の伏線は本当に見事に回収されてるんですよね。あぁぁ…そういうことだったのか、と。そしてめっちゃくちゃ感情移入してしまうんですよね。羽賀にも由良ちゃんにも宮下先生にも。
ここからどう着地するのか、全く想像できない(というか私のヘッポコBL脳で想像しない方が良いと学ぶ)けど、どうか羽賀と由良ちゃんにハッピーエンドを。どうか宮下先生に救済を。

王道の学園BLとは全然違う流れに衝撃を受けたけど、間違いなく心揺さぶられる神ストーリーだと思います。BLとかエロは一旦置いておいて、ヒューマンドラマとして読んでみて下さい。
私は本当、この作品を読んで良かったと思います。続きを心から楽しみにお待ちしています。
【３巻読了後追記✨】
6年。長かった。でも由良ちゃんには必要な6年だった。羽賀にとっても長く辛い６年だった。ひたすら思い続けたのは執着でもあり意地でもあったかもしれない。でも確実にそこには愛があった。一途に待ち続けた羽賀に最上級の賛辞を。寂しさと苦しさを受け入れて、前を向き歩き出せた由良ちゃんに最大級の敬意を。これからの２人に無限大のエールを贈りたい。
心絞られすぎて忘れかけてたけど…そう、これはBL。3巻でやっっっと想いが通じ合い繋がったシーン…2人の涙に私も思わず貰い泣き(号泣)。ここにきてようやく海王社の本領発揮。視界良好ストレスフリーで堪能致しました。ありがとう。おめでとう。末永くお幸せに。

ラストの由良ちゃんの言葉と、宮下先生の笑顔で、宮下先生の呪縛も解けたのだと信じてます。宮下先生もここから先、前を向いて歩いて行けるよう祈ります。