「RIKO」シリーズ
」のレビュー

「RIKO」シリーズ

柴田よしき

緑子は聖母マリアのような

ネタバレ
2023年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ イメージなんですかね?シリーズ読みましたが…許しがテーマなんでしょうか。スピンの聖なる黒夜でも感じたのはメインキャラの言動や行動がブレブレでいまいち魅力がわからず。生々しい人間描写をお求めの方にはいいのかな…
とくに意味不明で理解に苦しむのは、同僚たちからレ〇プされた緑子が「絶対に許さない…」となってるのに、葛藤もありつつもあっさり許してるというか、ここでは飲み込むという表現でしたが。その後、高須と普通に仕事したりしているのがどうしても戸惑いを覚えます。いやそんなすぐに割り切れるもの?しかも、他の同僚からも無理やりめいた行為をされているのも、はあ?となるし。この人は流されやすく快楽主義のドMなんですかね。随分と刹那的で節操のないだらしのない女と自身でも分かってるようですが、ブレまくりで一貫性がない。
まだ麻生よりはがむしゃらさとか若干好感持てるところもありますが、安藤もいまいち魅力がない。むしろ麻生と緑子がくっつけばよくないかと。
3巻で「聖なる~」からずっとモヤっていたキャラが見事ざまぁだったことだけが私の溜飲が下がりスッキリしました。ですがこれは犯罪なので不謹慎でしょうけれど…
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