このレビューはネタバレを含みます▼
未だかつて無いこんなものがあったのかと、新しい大陸見つけた気分。これははらだ先生にしかかけないわ。
はらだ先生特有の鬱々とした雰囲気醸し出しつつ、キャラのビジュが性癖刺さって助かる。
最初に言っておくとリバ要素あるからそこは要注意かもしれないけど、でももはや全てが性癖に刺さるくらい好きでした。
おじさんキャラ好きなんですけど、このメンヘラこじらせたみたいな超めんどくさいおじさんなんなんですか?好きすぎるんですけど?大好きです。
そんでもって一見優等生なのに、段々性格歪んでくる黒髪マッシュだなんて助かりすぎる。
なにより、『理解あるめちゃくちゃいい立ち回りしてくれる女の子キャラ』が居る作品は当たりだと言うことを信条に生きてきましたが、例に漏れずこの作品も当たりで安心しました。ていうか、この舞子は今までの中でもダントツで好きな『いい立ち回りしてくれる女キャラ』かもしれない。いい立ち回り×サバサバ系はさすがに最強すぎる。
序盤は胸糞展開満載で、クソガキムーブかましてる黒髪マッシュと金髪変態カスニキと毒親がわんさかしてるだけだけど、後半から勢い変わって、性癖に刺さりまくる展開が押し寄せてきてもう忙しかった。
そんでもって不安要素をひとつまみ残しつつ、一応のハピエンっていう終わり方がなによりはらだ先生らしくて好きすぎる。
おにショタ再会とかいう王道の展開なはずなのに生まれて初めて炭酸を飲んだ時のような新しさ。
新地開拓、新天地に足を踏み入れたような……これはさすがに殿堂入りです。