このレビューはネタバレを含みます▼
下半身の緩い集団を作った。フランスに男のいる別居している妻。5人と関係している遊び人の弟。練習と称して、弟と関係する主人公。
しかし一番性悪なのは兄でないかと思う。いろいろな人に告白され、主人公には1000回以上も告白されているのに結婚していることを明らかにしなかった。告白されることで優越感に浸っていたのか。結婚指輪1つしとけば、大概の人は引き下がるはずだ。
夜逃げしていた主人公の母親まで出席させた最後の大円満のような結婚式は不要。そこに至るまでの過程の主人公の妊娠もハーレクインのようで嫌でした。
ラスト近くで振られる弟は不憫で、どうせなら子供だけでも弟の子供だったら、よかったのにと思いますが、自分も麻痺してきているのかな。