意表を衝く設定が👍

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意表を衝く設定が気に入り10🅿まで購読しました。

途中なので、今後の展開とラストに満足したら☀５に直す予定です。
あと、誤字を見つけるとか文脈が変と考え直したら、都度レビュー修正します。

・絵はシンプル路線です。手足が細すぎアンバランスに見える傾向ですが、奇妙には見えません。むしろ海月姫みたいに、ギャグマンガ？　と吹き出す容姿がたっぷりです。
人物以外はしっかりした画風故に、ギャップを楽しめました。

・キャラ設定は、掟破りだろっ！　と笑ったほど、マンガ的にもあり得ない意表を衝くものではないかと思います。
実在しそうな地域に“天狗”や“神の眷属”やら“鬼”やら数多の“妖”やらが当然の様に根付いて生活し、人間に全く忌避も排他もされない作品って、あまり思い浮かびません。
しかも、それぞれが“ごく普通に”恋愛したり交流関係に悩んだりします。
この点が非常にツボで、☀５保留の最大要因です。

・ストーリー展開に矛盾を感じなくはないけれど、流しても良いか～という気にさせられます。危機的状況でもふんわかしたムードが漂う、不思議な感じです。

・ラブ要素と展開、シビアな環境背景はたっぷりあるけれど、サラリと読めました。
絵柄が手伝っているのか、誰もがリアルに抱く、友人関係や進路や仄かな恋心の悩みを、穏やかに見守りたい気分になりました。

個人的にはココがこの作品の魅力かな、と感じます。
男性でも意外と興味深く読めそうな印象です。

自分は、のんびりまったり系の作品を読みたい時に良い感じと思いますが……ガッカリなオチにならないことを、切に願います。