遺骨の旅路
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遺骨の旅路

こん炉

向き合う

ネタバレ
2023年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 200p、全表題作+描き下ろし+店頭用ポップ+キャラプロフィール。再読。亡くなった兄の弟と遺骨泥棒の遺骨を携えた哀しみを分かち合いながらの旅。兄の死に対してお互いが自分を責めながらの旅だが哀しみに向き合い、何故ソレに至ったかは推測、推測の枠を出ない。ただ、旅館でのお客様ノートでの兄の本音がわかった事はとても良かった。残された者は何処かで折り合いをつけていくしかない。お互いが出会った事で新しい関係性に発展しての終わり方は希望が持てて良かった。
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