このレビューはネタバレを含みます▼
Ωであることを伏せてオーディションに参加した「朱鷺」が主人公というアイドルもの。
ライバルの多くがαという中どうしても起きてしまう発情トラブルや、最終段階でΩバレしてしまうなど、オメガバならではの予想どおりな展開ではあるものの、レオ、ジヨン、大河ら3人がじつに際立ったキャラで好感触。
そして個人的にいいなぁと思ったのが、Ωとバレてしまった時の世間の反応の描写ですかね。むしろ「それで失格は可笑しいじゃないか」という声が多い。リアルでもSNSの恐ろしさをつくづくと感じる世の中なんで、読んでてなんとなくホッとした気持ちになりました。
あと、モブっぽく登場したβの彼が最後残ったのも好感度高し。彼もなにげに良いキャラなんですよね~。(⌒▽⌒)アハハ!