はるかなる光の国へ
」のレビュー

はるかなる光の国へ

中山星香

玉ねぎ戦士たちの物語

ネタバレ
2023年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙は文庫化された時の新しい画で、中身は1980年前後の作品集になります。
私は妖精国の騎士完結後にこちらを読んだのですが、表題作が妖精国~から繋がる4百年後の話でした。妖精国の作中ではグラーン城(後の新アルトディアス城)に封印されたエアが、玉ねぎの郷の子孫達に倒されるまでのお話、約160頁です。
次世代の三剣の担い手が久しぶりに揃うのが(ルシリスはあくまで過去のローゼリィからの時を超えての借り物)感慨深かった。剣の刻印を持つのはこの世代では聖女としての働きをする銀の乙女でこちらも素敵でした。この話には思い入れがあるので単品には星4で。魔女マトゥヤや村娘のアルダなど馴染みの方には知った名も登場します。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!