このレビューはネタバレを含みます▼
山あり谷あり、ドラマチック、ではない、えろもないけれど、ろじ先生の描かれる優しい雰囲気が好きです。
同性が好きだという自分の性的嗜好をなかなか受け入れることが出来ず、逃げたり、相手を試すようなことをしたりしてきた碧。
その間押し付けることなく、「碧くん好き」をダダ漏れにし、ただ真っ直ぐに伝えてきた青が尊すぎる……
そんな臆病で慎重な2人が8年かかって恋人になる、とっても優しいお話です。時間がかかったからこそ、2人の時間が重なった朝の涙にはやられました…
そして2人を取り巻く友人、同僚達がみんないい人達で!!
まさに彼らがいたからこその青と碧。
特に、時に鋭く、時にいいこと言う吉田!!主役に迫る良さでした!!
(Xを覗いたら何やら吉田と飯田の話があるようで…いつか1冊に纏まるのを待ってます!)
***184P