青と碧【単行本版】
」のレビュー

青と碧【単行本版】

ろじ

試し読みで一目惚れ

ネタバレ
2023年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ タマネギ赤ちゃんが可愛くて仕方ない!!
仕草が…!表情が…!
もしお話の内容が平凡だったとしても、この赤ちゃんだけで満足出来る!と購入。

結構長い間、両片思い。
でも青くんは完全に片思い、碧くんは青くんの気持ちに気付いてる。
気付いてるし自分も好きなのに、ずっと青くんの様子を見ながら何年もお友達でいるって
なんか新しいな!って感嘆しました。
これはこれで、なんていうか…。むず痒いというか 微笑ましいというか…。
別に碧くんは青くんを弄んでいるわけでも 怖気づいてるわけでもなく、多分 気持ちを隠したがってる青くんを尊重してる?
そして青くんの覚悟が出来るまで じっと待ってる?
と思ってたら、実は気持ちの整理に時間が必要だったのは碧くんの方だった。
きっと誠実さの表れ。
だから、何年も続く両片思いを、嫌悪感も焦燥感も無く ほんわかしながら読んでいられたのかなぁ。
2人で初めて朝ごはんを一緒に食べたときの、2人の涙がめちゃくちゃ尊かった。

そしてお友達の吉田くん、なんて良い奴!!
この人がいなかったら2人はカップルになれてなかったよね…。
素晴らしい友達!
良いキャラしか出てこない。ほっこりします。
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