このレビューはネタバレを含みます▼
体感予報の番外編で、家の食材を使い切ろうとする2人のお話。
単なるバカップルのイチャイチャじゃないか、と思う内容なのだが…この2人は違う。
例によって葉の鈍感力と、斜め上を行く瀬ヶ崎のこじらせ溺愛っぷりが大爆発しており、20ページしかないのに読者をニヤニヤさせる攻撃力が強すぎ。
直接的に致している描写はないので、そういう展開を好む方には向かないが、ありがたい瀬ヶ崎の噛み癖は健在しており、本編でハマった人には堪らない内容となっている。
こちらの作品は食べ物の描写が多いのもいいな。
個人的には、葉の口にナッツを含ませてから瀬ヶ崎が自分で食べるという、くるみ割り人形的な表現が面白くてお気に入り。
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