ふたり暮らしハピネス
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ふたり暮らしハピネス

間之あまの/八千代ハル

作者本人の私情入ってない?と思った……

ネタバレ
2023年11月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 間之あまの先生は去年から一昨年あたりハマりまくってめちゃくちゃ読んでいた先生なんですが、時々本当〜に合わないものがあって、久しぶりに手をつけました。シーモアさんで販売している先生の作品は全て購入してあり、現在70%ほど読みました。(19/27)今作も先生の作品によくあるベタ甘もので、それ自体は結構良かったんですけど、アンチやら誹謗中傷による対処術?処世術?について、攻めが長々と語るシーンは、ちょっと先生の私情が入ってる感じして大丈夫?と心配になると共に、作品に個人的な感情を差し挟まないで欲しいな〜とちょっと萎えました。書いてあること自体は常識的ですし、そうだよね、と思うことばかりなんですが、なんか作者様本人の心の闇覗いてしまったというか、なんかあったん??という感じが出てて、作品に没頭しきれなかったです。それこそプロとしてどうなのかしら…と思うけど。こういう意見も作者様にとっては、雑音なんですかね。もう、感想も何も言えなくなるね。私が繊細で過敏になりすぎているのでしょうか。ちょっとこれ読んでさらに気持ちが冷めた感じ…好きな先生だったんですが…。この先生は、すでに恋人と言って差し支えない2人を、恋人未満にして受けの気持ちが整理できるまで待つ攻めという構図が多いです。今回の受けもそうなんだけど、本当に攻めがいないと何もできなさすぎじゃないですかね。そこが可愛くもありましたが、ちょっと初すぎて子供と大人みたいに感じました。ランチの王子様、こじらせ相愛トラップなんかと似た作品です。受けに嫌がらせする人が現れて攻めが華麗に撃退するという流れ。私はこの作品でこの流れ3度目なので、流石に新鮮味があまりなかったです。どれかを初めて読んだ時はすごく面白かったんですが、多分こういう感じかな?と先が読めすぎてしまって。とても細かいことなんですが、一周に35分もかかる観覧車は日本にはないので、(確かドバイにはあるよ)いやいや、ありえへんやろ!と冷静に突っ込んでしまった。一度気持ちが冷静になると、細かいところにも突っ込み入れたくなるね。そんな感じで、萌えきらなかった感のある作品でとても残念です。純粋に受けと攻めのやり取りで萌えたかった。
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