Ω令嬢、情欲の檻(おり)~大正絢爛(けんらん)オメガバース~【電子単行本】
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Ω令嬢、情欲の檻(おり)~大正絢爛(けんらん)オメガバース~【電子単行本】

菫野さとみ

軽くホラーだよ…ひえええ

ネタバレ
2023年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻無料だったので、読んでみました。
運命の番α・瑛司×不遇の姉Ω・紗代
不義の子βとして厄介者扱いされていた紗代が後天性Ωになって11年。その間、発情期のたびに檻の中で愛する従兄弟、瑛司と睦みあう夢を見ていた紗代は叶わない恋心をふりきるように家のために同じく後天性αの彰剛とお見合いすることになる。実は紗代の運命の番である瑛司は紗代の発情期への恐怖と欲を払拭するために夢だと思い込ませ、性行する事で症状を緩和していた。また、Ωとして家に縛られた紗代を自由するために現当主の毒殺未遂や彰剛への婚約破棄の打診、瑛司の婚約者・静子との関係解消など裏で暗躍していた…な1巻。
「信じられないかもしれない」「許さない」「さよなら」とか、普通に脅してくるし、紗代が自分の事を好きなのかさにきて駆け引き持ち出してくるの最低なんですが。苦しんでる紗代に計画話さない奴のどこを信用できるのかと問いたい。ストックホルム症候群になってない?男の嫉妬は醜い。彰剛のが良くないか?単行本書き下ろしで、瑛司が「俺と実際にエッチしてたの分かったら喜んでくれるかな」発言にドン引いたわ。頭おかしい。紗代、良心の呵責に苛まれてるわ。エロの描写はいいんだけど、瑛司の必死さよりも身勝手さに感じてしまって心象全く良くない。とりあえず紗代は幸せになってほしい。続きは…うーん。
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