蜂蜜と眼鏡
」のレビュー

蜂蜜と眼鏡

岩本薫/ウノハナ

イイ話なのにハマれなかった…

ネタバレ
2023年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ (BL小説)岩本さんウノハナさん買いです。
部署異動で憧れの作家先生の担当になれた編集者、新作は官能小説というBL.TLでお馴染みの好きなカップリング。

売れっ子小説家穂高(39)×龍生出版の担当編集者柊(30)の話。

大ファンの先生担当になった早々に出禁を食らう前途多難の始まりが愉快。ヒットメーカー文芸作家の先生が、初代担当者(龍生出版の現会長)への恩義から、デビュー当時と同じ官能小説を新作に決めて。ところが担当柊君は幼少期のトラウマで性に恐怖心があり性描写NGの独身DT。自分には仕事しかないと腹を括った全身全霊の奮闘が、克服と恋愛と大ヒットを生んだイイ話の第一章。

恋人編はダラダラだけど子どもっぽい俺様先生の情の厚さが良かったです。でも柊君が諦めたら終わりそうな危うさが先生にはあるような…
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