薔薇王の葬列 王妃と薔薇の騎士
」のレビュー

薔薇王の葬列 王妃と薔薇の騎士

菅野文

最高です

ネタバレ
2023年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ マーガレットメインの前日譚。
本編のマーガレットは気が強く目的の為なら手段を選ばない女性でしたが、外伝はイメージが変わります!可愛い!
国やヘンリー王の事を考え一生懸命闘っていて。
本編のようになるしかなかったのだと気付きます。
最後にマーガレットとサフォークが会い、想いを伝え合うシーンは涙なくしては読めません!
最初マーガレットは王妃を囚人と例え、サフォークはすべての女性の中でもっとも自由にその能力を行使できると答えるのですが。
最後はマーガレットが私は囚人じゃない、もっとも自由な女なのと微笑んでサフォークを追いかけるシーンはグッッときます!
2人の結末は悲しいものですが幸せな気持ちにもなれて…
登場人物皆んな強い意志を持っていて。
誰かの為だったり何かの為だったり…生き様が本当にかっこいい!
あと最後の薔薇戦争の始まりに繋がるシーン、マーガレットが持っているものが振り返るにつれサフォークの頭蓋骨から赤ちゃんのエドワードに変わるシーンはゾクッとしました!
絵は勿論お話の構成やコマ割りもズバ抜けてキレイなんです!
内容も終わり方もめちゃくちゃキレイではありますが…もっと続いて欲しかったです(TT)
キレイでキュンキュンするだけではありませんが…
だからこそ胸に響きますし、とても素敵な漫画でおすすめです!!
本編を読んでなくても楽しめます。
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