このレビューはネタバレを含みます▼
季節の国シリーズ、フェロモン漂う春の国のお話。四季の国の住人たちはそれぞれの国から出られず、全ての国を行き来できる特異体質のワタリが交易を担っているとのこと。今ままでそんな設定の説明あったっけ?本作ではオメガバらしく運命の番の概念が登場。また、今まで不吉の象徴としてぼんやりしていた魂守の役割がはっきり描かれています。でも、なれの果てってなんだろう。同じように正気を失うのでも、先祖返りや獣化とは違うみたいだし。色々疑問はありつつも、好きな人と運命の番で一緒になれてハピエンでよかった。星4.3