神さま学校の落ちこぼれ
」のレビュー

神さま学校の落ちこぼれ

赤瓦もどむ/日向夏/星海社

読み進めるほど波乱の展開!

2023年11月21日
『薬屋のひとりごと』の日向 夏先生の作品と気付き読み始めました。
純粋な原作ではなく、プロットから出版社の方達と意見を出し合いながら作られている作品との事で多少趣(オモムキ)は違う印象です。
絵師さまも上手い!

神通力を持つ人間を国家資格として〝ヒミコ〟という神さまと呼び、それと相反する思想を持つ組織「超自然学派」が存在し、両勢力の対立がお話の基本にあると思うのですが・・・その対立軸はどんどん深掘りされて面白くなっていきます。
物語前半では、キーホルダーのような小さいぬいぐるみとの会話だけで、実体が表現されていない引きこもり設定の双子の兄の存在の不可思議。加えて、その兄が実は亡くなった祖母と一緒に遭遇した交通事故がらみの何か・・・それに伴う隠された真実等々があきらかになっていない為謎が深まります。

重要な人物であろう「月読命(つきよみのみこと)」はどんな存在なのか⁉︎
神さま候補を集めた高校に舞台を移し登場人物も多くなってきます。
物語の世界観や登場人物たちの説明などで直ぐ没入はしにくいかもしれませんが、8巻以降の『江道大社』編はものすごく面白いです!同級生「トータ」の実家での研修での出来事なのですが、神社の宝である〝巻物〟の隠された真実に翻弄される人々と主人公「ナギ」の関わりなどが明かされていき、主軸である〝ヒミコ〟に関する対立にも深く関わっていきます。
そして11巻からの兄の真相と真実に関係する『神在月の集会』編。怒涛の展開にハラハラドキドキ!
そしてそして14巻では、長く会っていなかった兄妹二人の対面!でも事態は波乱の展開で・・・
次巻が待たれます‼︎
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