このレビューはネタバレを含みます▼
才能があるのに体格に恵まれない一宮(受け)と体格に恵まれながらレッスンに真剣味が無かった千裕(攻め)が、互いに影響し合いながらダンスして恋愛して、プロの厳しさに落ち込んだりする様は青春。バレエダンサーになるため日々努力している学生の情熱や思いが詰まっていてキラキラしている。
作者様が描くバレエダンサー独特の躰の動きやポーズが素晴らしい。骨格構造からしっかりしていて足の開きやポワント立ちした時のバランス等、躰の線が崩れないし無様になり易いポーズがちゃんとバレエダンサーとして美しく魅力的に描けていて、レッスンや舞台場面が映えている。話の合間にバレエのQ＆Aがありバレエ事情が知れて面白い。
3巻まで読了。ダンサーの体作りやレッスンに明け暮れて遊べる時が少ない普通の高校生では無い日常があって興味深い。SNSに載せた動画から縁あってアメリカのバレエスクールの短期集中コースに招待され新章が始まった。プロの舞台に立てるかも知れない所で次巻に続く！
もう続きが気になって仕方が無い。ぐっと我慢して待ってます！
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